いま知っておきたいオフィスのウェルビーイングとは?成功に導くポイントや導入事例を紹介

ワークプレイス |

近年、多くの企業がオフィスのウェルビーイングに注目するようになりました。ウェルビーイングは、具体的にどのような取り組みなのでしょうか。この記事では、ウェルビーイングを重視すべき理由やメリットに触れたうえで、具体的な取り組み方について解説します。ウェルビーイングの導入事例も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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オフィスで注目されるウェルビーイング

ウェルビーイングは大きな注目を集めています。ここでは、ウェルビーイングの意味とほかの用語との違いについて解説します。

ウェルビーイング(Well-being)の意味

ウェルビーイングは、体の健康だけでなく、精神的・社会的にも良好な状態を表しています。英語で表すと「Well-being」であり、「well(よい)」と「being(状態)」を組み合わせた言葉です。

「健康経営」や「ウェルフェア」との違い

ウェルビーイングに似た言葉として「健康経営」や「ウェルフェア」があります。健康経営は従業員の健康を経営の視点で捉え、戦略的に従業員の健康増進を図る取り組みです。またウェルフェアは、いわゆる「福祉」や「福利厚生」を指します。健康経営やウェルフェアは、ウェルビーイングを実現する手段になります。

オフィスでウェルビーイングを重視すべき理由

ここでは、オフィスでウェルビーイングを重視する必要がある理由を解説します。

1. 価値観の変化への対応

近年、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを大切にする人が増えています。また、多くの人にとって、よりよい社会の構築や社会全体の調和などが重視されるようになりました。世の中の価値観が大きく変化しているため、オフィスもそれに合わせた変化が求められています。

2. ダイバーシティの広がりへの対応

ダイバーシティを推進する企業も増えており、異なる価値観やバックグラウンドを持つなど、多種多様な人材が集まっている組織も少なくありません。ダイバーシティの広がりに対応するには、ウェルビーイングを意識したオフィスの整備が必要です。

3. 働き方改革推進への対応

昨今は、どのような事情や価値観を持つ人も共存できる社会の実現が目指されています。そのためには、ウェルビーイングの導入が有効です。それぞれの従業員が自分らしく働ける環境を提供すると、働き方改革にもつながります。

4. テレワークへの対応

新型コロナウイルスの流行をきっかけに、テレワークを導入する企業が多くなりました。テレワークにはメリットがある一方で、従業員の健康やメンタルヘルスに悪影響を及ぼす場合があります。テレワークにおいては、従業員の健康維持ややりがいの創出にも気を配る必要があるため、ウェルビーイングが重視されています。

オフィスでウェルビーイングを導入するメリット

オフィスにウェルビーイングを導入すれば、健康経営を促進できます。従業員にとって働きやすい環境が整うため、離職率の低下や優秀な人材の確保にもつながります。また、従業員の仕事に対するもちベージョンも高められ、生産性の向上も期待できるでしょう。企業価値が高まり、自社のビジネスの成長を促す効果も期待できます。

オフィスに必要なウェルビーイングの要素

ウェルビーイングは5つの要素により構成されています。具体的には、以下のとおりです。

キャリア ウェルビーイング:仕事が良好な状態である
ソーシャル ウェルビーイング:人間関係が良好である
フィナンシャル ウェルビーイング:経済の状態が良好である
フィジカル ウェルビーイング:身体の状態が良好である
コミュニティ ウェルビーイング:地域や所属団体と良好な関係を築いている

それぞれの要素を向上させると、ウェルビーイングの実現につながります。

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企業がウェルビーイング実現のため取り組むべきこと

企業がオフィスにウェルビーイングを導入するには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、企業がウェルビーイング実現のため取り組むべきことを解説します。

1. 心身の健康をフォローする

従業員の健康を維持増進するため、健康診断、予防接種、外部検診の費用補助などを実施しましょう。また、精神面をサポートするには、ストレスチェックや産業医による個別面談などの機会も設ける必要があります。テレワークに取り組む従業員向けに、気軽に相談できる仕組みも構築しましょう。

2. 福利厚生を充実する

ウェルビーイングのためには、従業員のライフスタイルを豊かにする取り組みも必要です。従業員がリフレッシュできるよう、たとえばジムや宿泊施設の割引などを用意しましょう。また、良好な人間関係を築くためのきっかけづくりにも力を入れるべきです。具体的には、親睦会、社員旅行、サークル活動などの実施があげられます。

3. WELL認証を取得する

WELL認証とは、建物やオフィスなどの空間が利用者のウェルビーイングにどれだけ配慮しているかを評価する、国際的な認証制度です。WELL認証を取得することで、ウェルビーイングなオフィス環境を提供していることが証明されます。

関連記事:WELL認証とは?|認証項目や取得のメリット、手順を解説

ウェルビーイングなオフィス環境をつくる具体的な方法

ウェルビーイングなオフィス環境をつくる方法はさまざまあります。以下で詳しく解説します。

1. フリーアドレスやABWの導入

固定席ではなく、自分の業務内容や気分に合わせ、働く場所を選べるフリーアドレスやABWを導入することで、従業員が自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現できます。集中ブース、ミーティングブース、WEB会議用ブースなども設置すると、目的に合わせて適切な環境で仕事に取り組みやすくなります。

関連記事:自由な働き方ができるABWとは?フリーアドレスとの違いやメリットを解説

2. リラックスできるスペースを設ける

執務スペース以外にリラックスできる場所があれば、仕事のメリハリをつけやすくなります。たとえば、従業員なら誰でも自由に利用できるカフェスペースや、ラウンジスペースなどを用意するのもおすすめです。リラックスできる場所があると、従業員同士のコミュニケーションも活発になります。雑談が弾めば職場の雰囲気もよくなり、良好な人間関係を構築できます。

関連記事:リフレッシュスペースで職場環境改善|必要性・メリット・注意点・成功事例を解説

3. バイオフィリックデザインを取り入れる

人間には「自然を求める本能」があるという仮説に基づいたアプローチです。具体的には観葉植物や自然光を取り入れる方法がります。緑が視界に入るだけでストレスが軽減されることが研究で証明されています。

関連記事:オフィスにグリーンを置くとストレス軽減?メリットや取り入れ方を解説

4. 光と音をコントロールする

光と音をコントロールすることで、ストレスの軽減、集中力の向上、体内時計の調整といった効果が期待できます。例えば、午前中は色温度の高い(青みがかった)光で覚醒を促し、夕方は低い(暖色系の)光に切り替える、といった光のコントロールは体内時計の調整において効果的です。

また、せせらぎや鳥のさえずりなどの自然音を取り入れることでストレスを緩和させる、といった音のコントロールもウェルビーイングなオフィスづくりに寄与します。

オフィスのウェルビーイングを成功に導くポイント

オフィスのウェルビーイングを成功させるには、どうすればよいのでしょうか。以下で具体的なポイントを解説します。

若手から管理職まで意見を聞く

若手から管理職まですべての従業員で話し合えば、本当に必要なオフィス環境が明らかになります。ウェルビーイングを成功させるには、他社の事例をそのまま取り入れるのではなく、自社に合う理想をイメージする必要があります。たとえば、従業員が参加できるワークショップを実施し、意見を集める機会を作りましょう。

取り組み成果を可視化して長期的に取り組む

ウェルビーイングのための取り組みは成果がわかりにくいため、積極的に可視化しましょう。具体的には、定期的なアンケート、健康診断、カウンセリングなどを実施する方法があります。

アンケートはテキストで記入する形式よりも、質問に回答する形式の方が気軽に答えられるでしょう。ただし、各従業員から個別に情報を集めるうえでは、プライバシーへの配慮も必要です。一時的ではなく長期的に取り組むと、真の意味でウェルビーイングを実現しやすくなります。

オフィスのウェルビーイング導入事例

すでに多くの企業でウェルビーイングの導入が進んでいます。ここでは、オフィスのウェルビーイングの導入事例を紹介します。

point 0 marunouchi

point 0 marunouchiは東京都の丸の内に位置するコワーキングスペースで、日本のコワーキングスペースとして初めて、ウェルビーイングなオフィスであることを証明するWELL認証を取得しました。利用者の心身の健康をベースとした創造性を重視するコンセプトで設計され、本物の植物を使用した緑あふれる空間は特に高い評価を得ています。

point 0 marunouchiの特徴の1つは、オフィスの環境についての実証実験の展開です。例えば、過去にはオフィス空間におけるアートの効果検証や、AIカメラ活用による会議室の整理整頓状況可視化などの実証実験が行われました。

関連記事:WELL認証最高ランク「プラチナ」のオフィスが導入する3つのソリューション|コミュニケーションを生み出す仕掛けとは?

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まとめ

ウェルビーイングをオフィスに導入すると、従業員の働き方を充実させられます。その結果、自社のビジネスの成長にもつながります。ウェルビーイングを重視する傾向は強まっており、積極的にウェルビーイングを導入している企業が増えている状況です。

丹青社は、多様な業界の空間づくりで培ったノウハウを活かし、柔軟かつ的確なオフィス空間をご提案します。現在のオフィスに課題を持つ方は、ぜひ丹青社へご相談ください。

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この記事を書いた人

株式会社丹青社

「こころを動かす空間づくりのプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うさまざまな社会交流空間づくりの課題解決をおこなっています。

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